設立(活動)目的
本法人は、障害を持つ人々が、精神的・社会的に自立して、社会参加・就労できるようになるために、コンピュータやその周辺領域の知識や技術を利用した仕事の開拓・研修・実習・実務に関する事業を行うとともに、他の障害者支援団体との交流事業を行うことで障害者の社会への完全参加と自立に役立つことを目的とする。
主な活動内容(事業内容)
「パソコンを購入しようと思うんだけど」とか、「今は持っていないけれど勉強してみたい」という障害者のパソコンの相談にのります。
また、障害者宅などにお伺いして、パソコンの設定をしたり使い方の説明をしたりするパソコンボランティアも行っています。
障害をお持ちの方でも参加できるような講習会や勉強会などを通じて、一緒にパソコンの使い方の勉強をします。
講習会や勉強会は1~2ヵ月に一回程度行います。
さらに進んで、コンピュータを使った仕事がしたいという障害者の方のために、パソコンの勉強会を行います。
活動分野
障がい児・者福祉 社会教育・生涯学習 まちづくり 情報化社会 職業能力開発、雇用拡充
イベント内容
平成18年度 特定非営利活動法人ぶうしすてむ事業報告書
研修事業
1定期勉強会
4月23日 定期勉強会「Wordで作るチラシと名刺」
5月21日 「えひめ地域ITリーダー」による情報通信月間行事
Power Pointで作る「旅日記スライドショー」
6月 4日 「えひめ地域ITリーダー」による情報通信月間行事「インターネットのイロハ」
9月23日 地域ITリーダーによる「パソコン何でも相談室」
10月 7日 「心を打つチラシ製作」講習会
10月14日 地域ITリーダーによる「パソコン何でも相談室」
11月18日 地域ITリーダーによるパソコン何でも相談室
11月24日 東京大学先端科学技術研究センター「ムービー塾」
12月16日 地域ITリーダーによる「パソコン何でも相談室」
1月17日 地域ITリーダーによる「パソコン何でも相談室」
1月20日 地域ITリーダーによる「パソコン何でも相談室」
実務研修事業
イ)講習会関係
4月16日 社会福祉事業研究開発基金助成事業「ホームページ作成技術者養成2次講座」
4月28日から5月12日 年賀寄附金助成パソコン組み立て講習会
5月11日 日本財団助成事業ビデオ編集実務研修
6月 6日から20日
年賀寄附金助成、印刷レイアウト技術者養成事業1期「ワードによる印刷レイアウト」
6月24日から7月15日
年賀寄附金助成、印刷レイアウト技術者養成事業2期「イラストレーターを使った印刷レイアウト」
7月 2日から30日 えひめ地域ITリーダー養成講座
7月21日から31日 日本財団助成事業アフターエフェクト講習会
8月 7日から11日
年賀寄附金助成、印刷レイアウト技術者養成事業3期「インデザインを使った印刷レイアウト」
8月12日から13日 日本財団助成事業、ビデオ編集(検査インデックス)講習会
8月21日から25日
年賀寄附金助成、印刷レイアウト技術者養成事業3期「フォトショップを使った印刷レイアウト」
9月 6日から27日 社会福祉事業研究開発基金助成事業 インターネット初級講座
10月 3日から12月21日
県立松山高等技術専門校受託「知識技能習得科IT基礎マルチコース」
10月29日 年賀寄附金助成事業 言語講習会
11月10日から18日 日本財団助成事業 画像処理技術者養成事業
12月19日 ジョブカフェ「愛Work」講習会「就職に向いての心構え」
1月 9日 日本財団助成事業、ビデオ編集実務研修開催
1月16日 DVD編集実務研修開催
1月22日から24日 年賀寄附金助成事業、FLASH講習会
DVD編集は引き続き事業を継続。
砥部焼企業との協働事業は、砥部焼陶板の写真焼き付けを行った。砥部町地元との共同ということで3月に「障害者と就業」の講演会を後援した。
在宅事業
パソコンボランティア活動
3月25日 視覚障害者パソコンボランティア研修参加
9月10日 国立療養所入所者へのパソコンボランティア活動
パソコンボランティア技術の習得が難しいためか慢性的な人手不足になっており、現在数名で対応中。
広報事業
8月 5日6日 第39回全国手話通訳問題研究集会支援活動(松山大学)
9月 3日 まつやまNPO祭り
10月21日から22日 松山市主催みんなの生活展2006出展
10月31日 ボランティアに興味のある大学生とNPOの交流会参加(愛媛大学)
毎月、会員向けの「ぶうしす通信」を発行できたほか、「ぶうしすてむ便り」と題した一般向けの活動広報機関紙の配布を継続できた。
交流事業
9月30日から10月1日 きょうされん全国大会参加
11月30日 NPO法人JMACSに於いて従業員対象のパソコン講習会
3月 6日 「赤い羽根共同募金」による難聴児訓練支援機器の贈呈
松山ろう学校に寄贈したハーフミラーボックス(両端の二つの箱)
宇和ろう学校に寄贈した鉄道模型ほか
就労支援事業
障害者在宅就業ネットワーク「マニファクチャーBU」を中心に障害者在宅就業に関する事業を継続
愛媛県高等職業訓練校の研修を受託し8名の卒業生を出した。
・まつやまNPOサポートセンターや砥部焼観光センター等との共同事業を行った。
・「日本財団」、「社会福祉事業研究開発基金」、「日本郵政公社年賀寄付金」、「コープ愛媛福祉活動基金」「四国労働金庫」の助成金を頂き各種の就業を目指した講習会や実務研修を行った。
・一般就労者として受講者や支援者から8名の方を出した。
主なボランティアの内容
障害者のためのパソコンボランティアにご協力をお願いします。
現在、インターネット、コミュニケーション、社会参加活動、文書作成、就労作業等、障害者にとってパソコン利用は必要不可欠ですが、パソコンの技術指導、メンテナンスの支援者が非常に少ない状態です。
障害のためパソコンが使いにくくなっている障害者への補助、アシスト機器の操作、学習指導を行っていただくボランティアを募集しております。
パソコン定期勉強会、各種パソコン技術の講習会等、視聴覚センター祭り、松山総合福祉センター祭り等に参加
この数年、パソコンはまさに「パーソナル」になり、誰もが利用できるものになりつつあります。
また、1997年の流行語大賞にもなった「インターネット」により、これまで難しかった障害者の自宅にいながらにしてのコミュニケーションを、身近なものにしてくれました。
ぶうしすてむは、1997年にこのような時代背景のもとに生まれた、パソコンによる障害者の活動と就労を支援するボランティア団体です。
障害者がパソコンやインターネットを利用することにより、真のノーマライゼーション社会を実現することを理想にしています。